ポインポン (Poing Pong)
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外部連携機能

Shopify Flow との連携機能について

ポインポンはポイントの増減をトリガーとしてShopifyFlowを実行することができます。

※本機能は現在、β版としてリリースしております。仕様については予告なく変更となる場合がございますので予めご了承ください。

 

更新履歴

2024/03/22
・実行速度改善のため、取得可能なデータからシーケンス番号(flowShopSeqId)を削除しました。
・"flowShopSeqId"を指定している場合はブランクとなります。
・実行タイミングを判断する代替として"processedAt"を追加しました。

2024/3/1
・初版リリース

 

使用可能トリガー

  • ポイントの増減を検知して実行されます
  • 即時ではなく、十数分おきのバッチ処理で実行されます

 

取得可能情報

  • ポイント変動理由(キー)
  • ポイントの変動値
  • 変更前のポイント数
  • 変更後のポイント数
  • ポイント変動の発生日時

 

ポイント増減のトリガーの詳細について

ポイント増減のトリガーは以下のポイント変動時に実行されます。

  • 新規顧客追加
  • ポイントの使用(クーポン発行)
  • 購入ポイントの付与
  • フルフィルメント前のキャンセル
  • レビュー投稿ポイント
  • 管理画面からのポイント操作

 

使用できるトリガー変数

変数名 説明
{{flowShopSeqId}} 処理通番ID →2024/3/22以降廃止(負荷が高い処理であったため)
{{processedAt}} ShopifyFlowへ処理を依頼した日時です。
Shopify側での実行待ち時間は含まれません。
ポインポン側からの処理依頼時間であることに注意してください。
{{patternNo}} ポイント変動理由のパターン番号です。
{{patternName}} ポイント変動理由の説明です。
{{changedPoint}} この処理で実際に変動したポイント数です。
{{pointBefore}} 変動前のポイント数です。
{{pointAfter}} 変動後のポイント数です。
{{changedAt}} ポイント変動が発生した日時です。
{{remark}} 備考欄です。処理の元となったgid情報がある場合はgid情報が入力されます。

※上記以外に、Shopifyの提供するcustomerのオブジェクトが利用可能です。

 

ポイントのパターン

ポイントのパターン番号の説明の種類については以下のようになっています。

パターン番号 パターンネーム
120 クーポンのキャンセル
130 ご購入ポイント[#注文番号]
131 新規会員登録ポイント
132 レビュー投稿ポイント
220 クーポン発行
900 ショップによる調整
903 ポイントクリア(顧客redact:個人情報削除申請)

※顧客そのものが削除された場合はFlow自体が実行されません。

 

実行例

ここではポイントの全履歴をスプレッドシートに出力する方法をご紹介いたします。

1.新しいShopifyFlowを作成する

トリガーの選択から「ポインポン」を選択してください。

 

2.Googleスプレッドシートへの連携を選択する

「Then+」をクリックして「アクション」を選択します。

検索欄の下にある絞り込みの「すべてクリア」を選択してから、検索欄に「Google」と入力すると「add row to spreadsheet」が表示されます。

 

3.スプレッドシートの情報を入力する

「Spreadsheet URL」へ対象のスプレッドシートのURLを、「Tab name」に書き込みしたいシートの名前を入力してください。

 

4.列情報をカンマ区切りで登録する

Row contentsの入力欄右下にある「変数を追加」から好きな変数を追加できます。

スプレッドシートで列を区切る場合はカンマを変数の間に入力してください。

動作例

例として「point_row_data」という名前のシートに書き込みたい場合の設定を紹介いたします。

  • Spreadsheet URL に、対象のスプレッドシートのURLを入力します。
  • Tab nameには、「point_row_data」と入力します。
  • Row contentsには、「{{processedAt}},{{customer.id}},{{customer.email}},{{patternNo}},{{patternName}},{{changedPoint}},{{pointBefore}},{{pointAfter}},{{changedAt}},{{remark}}」と入力します。

 

対象のスプレッドシートには1行目にラベルを予めつけておきます。

Flowが実行されるとポイント変動に応じてデータが書き込まれていきます。

 

本事例のようなログや集計データとして使用する場合の注意点として、スプレッドシートに書き込みを行う際はユーザーの編集とFlowの動作が同時に実行されると競合による不具合が発生しやすいため、書き出したデータを使用する際はシートをコピーして使用することを推奨いたします。

 

その他活用方法について

いつ、どのような理由で、何ポイント変動して、何ポイントから何ポイントになったのかが条件に組み込め、様々なShopifyの条件やアクションを組み合わせて使用することができます。

例えば

  • 最終ポイント数を顧客メタフィールドに収納してテーマ側で呼び出して表示する
  • レビューポイントの付与から、レビュー投稿をしたことがあるお客様をタグづけする

などといった活用方法が考えられます。

アイディア次第で様々な活用ができるかと思いますので、ぜひご利用ください。

Flowの詳細についてはShopifyのFlowのドキュメントなどをご参照ください。